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近視の進行予防治療

以前は近視は進行するのに任せて(自然に任せ)、その都度眼鏡やコンタクトレンズで矯正し、大人になって進行が止まったらレーシックやスマイル、ICLなどの手術で矯正も出来るという考え方でしたが、最近はこの概念は大きく変化してきています。

その原因は、近視が進む過程での進行予防が可能になったことにあります。そんなの自然に任せておけば大丈夫でしょ。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、近視が進行すると2つの大きなデメリットがあります。1つ目は想像がつくと思いますが、近視の進行はそれだけ裸眼視力の低下につながり、眼鏡やコンタクトレンズが無い状態では不便さが大きくなります。災害時など緊急時にも裸眼視力が低いと困ることが多いと思います。2つ目は近視の進行によって様々な目の病気のリスクが上がることです。これまでの研究で、近視は強度近視(-6D以上)になると、網膜剥離、近視性黄斑変性、白内障、緑内障のリスクがそうでない方に比べるとかなり高くなります。このため近視の進行をできるだけ遅くすることで、それらのリスクを低くすることができます。

現在名古屋アイクリニックでは、近視の進行状態のチェック、眼軸長を測定することによる定期的なフォロー、様々な方法による進行予防治療を提供しています。また自院のデータを学会で報告し、様々な近視研究者とのコミュニケーションを通して、今できる最善の近視進行予防治療を提供出来るようにしています。最近はご両親の近視が強く、お子さんへの影響を心配されるご家族からの相談も増えています。心配よりまずは相談、いつでもお気軽にご相談ください。







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