私には必要?乱視矯正眼内レンズ
- 11 分前
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「乱視の眼鏡をずっとかけてるのに、乱視のレンズは要らないと言われた」
そんな話を聞いたら、ちょっと不安になりませんか?実はこれ、私の診察でもよくあるケースです。
白内障手術で選べる「乱視矯正付き眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)」。乱視があれば誰でも必要というわけではなく、実は乱視の種類や、選ぶレンズの種類によって「必要かどうか」の基準が大きく変わります。
乱視には2種類ある
乱視には、角膜の形によって起こる「角膜乱視」と、白内障になった水晶体自体のゆがみによって起こる「水晶体乱視」があります。白内障手術では水晶体をまるごと取り除くため、水晶体乱視が主な原因だった場合は、手術だけで乱視が軽くなることもあります。「乱視の眼鏡をかけていたのに乱視レンズが要らない」と言われるのは、実はこのケースに当てはまることが多いのです。
多焦点と単焦点で基準が全然違う
トーリックレンズが必要かどうかの基準は、多焦点眼内レンズか単焦点眼内レンズかによっても大きく異なります。多焦点はごくわずかな乱視でもピントの質に影響しやすいため、かなりシビアな基準が設けられています。一方、単焦点は多少の乱視ならむしろ利点になることもあり、基準はぐっと緩やかです。この違いを知らずにレンズを選ぶと、思っていたような見え方にならないこともあります。
近くを見るときの考え方もアップデート
以前は「近くにピントを合わせるなら乱視矯正は不要」と考えられていましたが、今は少し違う考え方をしています。近くを重視する場合でも、乱視が残っていると文字がダブって見えることがあるからです。
日本でトーリックがあまり普及していない理由
実は日本でのトーリックレンズの普及率は、海外に比べてまだ低いのが現状です。その背景には、保険診療の仕組みが関係しています。詳しい理由は、動画の中でお話ししています。
より詳しい内容は、当院YouTubeチャンネル「目玉ちゃんネル」の動画で目玉ちゃんとの掛け合いで解説しています。
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