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未来をあきらめないために ― 小児の患者様への角膜クロスリンキング助成を始めました

  • 執筆者の写真: 隆司 小島
    隆司 小島
  • 9月18日
  • 読了時間: 2分

皆さまへ、うれしいご報告があります。クラウドファンディングを通じて本当にたくさんの温かいご支援をいただき、小児円錐角膜患者さんの角膜クロスリンキング費用助成を始めることができました。

まずは、応援してくださった241名の皆さま、そして陰ながらこの運動を支えてくださった多くの方々に、心より感謝いたします。いただいた想いのひとつひとつが、この活動を前へ進める力になりました。


ご支援の力で実現した助成制度

今年5月から7月にかけて、円錐角膜支援の会が実施したクラウドファンディングでは、7,819,000円ものご寄付が集まりました。数字の大きさもさることながら、「未来ある子どもたちを守りたい」という皆さまの願いが形になったことが、私たちにとって何よりの励みです。

支援者の方からは、こんな声も寄せられました。

「円錐角膜の早期治療の重要性を広く知ってもらい、保険適用実現への一歩となることを願っています。」
「障害のある息子も未成年で発症し、手術や特殊レンズに多くの費用がかかりました。誰もが治療を受けられるよう制度が整うことを願っています。」

こうした切実で温かいメッセージが、この活動の意義をより強くしてくれました。

いただいたご寄付を活用し、2025年9月1日から2026年3月30日までに角膜クロスリンキングを受ける18歳未満の患者さんに、1眼につき3万円の助成を行います。

申請方法や必要書類については、円錐角膜支援の会のホームページでご案内しています。治療を控えているご家族の方は、ぜひご確認ください。



動画でもお話ししました

今回の助成開始については、YouTubeでも詳しくお話ししています。活動の背景や、これからの想いをより身近に感じていただけると思います。


これからに向けて

円錐角膜は、早期発見・早期治療で将来の生活や夢を守ることができる病気です。「手術費の壁を前に、子どもが治療を諦めてしまう」――そんなことが少しでも減るように、この助成が役立てばと願っています。

そして何より、この活動を通じて「ひとりじゃない」と感じてもらえることが、患者さんやご家族にとって大きな支えになるのではないかと思います。

これからも、皆さまと共に歩みながら活動を続けてまいります。どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。

 
 
 

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