隆司 小島2021年12月20日2 分円錐角膜でもアクティブなスポーツを楽しみたい!円錐角膜がある程度進行した方ですと、どうしても視力矯正にハードコンタクトレンズが必要になってきます。ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズと異なり、レンズが動くことによって涙液交換が行われるため、激しい運動ではどうしてもレンズがずれやすく使いづらいです。さらに円錐...
隆司 小島2021年12月20日1 分ESCRS2018に参加しました9月22日から26日までオーストリアのウィーンで行われたESCRSという眼科学会に参加してきました。この学会は白内障と屈折矯正手術が元々のトピックスですが、最近は円錐角膜関連の話題が非常に多いのが特徴です。今回の円錐角膜治療で最も注目を集めていたのは、カスタム角膜クロスリン...
隆司 小島2021年12月20日2 分カスタム角膜クロスリンキングを導入しました。3年前のヨーロッパでの角膜学会から注目していました新世代のカスタム角膜クロスリンキングを名古屋アイクリニックに導入しました。 名前の通り、患者さんの角膜の形に合わせて角膜クロスリンキングを行います。まず、手術前に角膜の形状解析検査を行い、その情報を元にデータを入力し、紫外線...
隆司 小島2021年12月20日1 分円錐角膜の進行をいかに発見するか今回参加したJSCRS学術総会で行なった講演の1つとして、インストラクションコースで円錐角膜の進行をいかに発見するかという話をしました。 背景として円錐角膜が、角膜クロスリンキング治療で進行予防ができるようになってから、進行をいかに判断して早期から予防治療を行えるかが非常に...
隆司 小島2021年12月20日1 分ミニスクレラルレンズの取り扱いこれまで、強膜レンズはボストンレンズ(現在はPROSEと呼ばれます)を取り扱ってきましたが、今年の4月よりボストンレンズに加えて米国GP specialist社のアイサイトスクレラルレンズの取り扱いを始めました。この強膜レンズはミニスクレラルレンズに分類されるレンズで、直径...
隆司 小島2021年12月20日2 分円錐角膜など不正乱視に対するピンホールソフトコンタクトレンズ円錐角膜など不正乱視の方に対してピンホールソフトコンタクトレンズの臨床研究を開始しました。 以前に円錐角膜に対する白内障手術でのピンホール眼内レンズの話をしましたが、これはそのコンタクトレンズバージョンです。 このようなアイデアは以前からあったのですが、穴が空いている部分(...
隆司 小島2021年12月20日1 分強膜レンズが角膜移植例を減らす最近、眼科の一流雑誌に以下の論文が掲載されました。 Koppen C, Kreps EO, Anthonissen L, Van Hoey M, Dhubhghaill SN, Vermeulen L. Scleral Lenses Reduce the Need for...
隆司 小島2021年11月10日1 分世界円錐角膜の日昨年もアナウンスさせて頂きましたが、11月10日は世界円錐角膜の日(World Keratoconus Day)です。この日はアメリカのNational Keratoconus Foundation (NKCF)という非営利団体によって作られたもので、この組織は円錐角膜の患...
隆司 小島2021年9月24日2 分円錐角膜の早期発見へ向けて円錐角膜は、今や早期に診断されれば、進行予防治療によって、その後ほとんど不自由なく生活をすることが出来ます。このため以前から円錐角膜の早期発見、治療を目指して、学会などの教育セミナーを通して眼科医の先生方向けに啓発活動を進めてきました。しかし、早期の円錐角膜を診断するには、...
隆司 小島2021年9月4日1 分角膜クロスリンキング動画をアップしました。YouTube動画第2弾は角膜クロスリンキング治療について作成しました。現在、角膜クロスリンキングは名前だけが先走って、いろいろな誤解が生まれています。 今回、患者さんからよく聞かれる質問や、治療のリスク、海外の状況などを含めて解説しましています。よろしければご視聴お願いします。
隆司 小島2020年11月15日1 分強膜レンズの動画ができました。以前から、要望が多かった強膜レンズの動画をYouTubeにアップしました。強膜レンズはいろいろな効果があり、円錐角膜や重症ドライアイ、兎眼(顔面神経麻痺などで眼が閉じきらない)などの治療に有効で、他の治療ではよくならない患者さんの大きな助けとな ります。...
隆司 小島2020年11月10日1 分11月10日世界円錐角膜の日皆様、本日は世界円錐角膜の日です。 今回円錐角膜研究会と日本円錐角膜患者会の患者さんと特別対談を行いました。 その動画を本日からFacebookの特設ページで公開しています。 円錐角膜治療の第一人者である、加藤直子先生、井手武先生、許斐健二先生のためになる話に加え、患者さん...
隆司 小島2020年9月23日1 分円錐角膜の視力矯正についての動画アップしました。円錐角膜の視力矯正の考え方について、概略が分かるような動画を撮りました。非手術治療と手術治療はどのように選択したらいいのか、重症度に合わせてどのように視力矯正をすればいいのか、患者さんからよく聞かれることを中心にお話ししています。時々見かけるんですが、片目が悪いけどもう片眼...
隆司 小島2020年8月19日3 分角膜クロスリンキングに対する、よくある質問に対してお答えします。最近、円錐角膜の治療である角膜クロスリンキングに対する認知度が高まってきているのを感じますが、それとともに誤った情報をもたれている患者さんや医療関係者も多いので、ここでよくある代表質問を4つ答えておきたいと思います。 質問1: 円錐角膜の場合は、すぐに角膜クロスリンキングを...
隆司 小島2020年6月2日1 分円錐角膜対応ソフトコンタクトレンズ(ユーソフト)の処方拡大についてのお知らせ本年1月にアナウンスしました円錐角膜対応のソフトコンタクトレンズですが、名古屋アイクリニックで、多くの患者さんに処方させて頂き、いろいろ分かってきました。 ハードコンタクトレンズに比較すると少し視力は劣りますが、これまでの英国製のケラソフトよりもしっかり視力がでる印象です。...
隆司 小島2020年1月21日2 分日本製の円錐角膜にも対応可能なソフトコンタクトレンズ「ユーソフト」取り扱い開始についてこれまで英国製のKerasoft(ケラソフト)を名古屋アイクリニックでは取り扱ってきました。ハードコンタクトレンズが合わない、円錐角膜があっても運動時に装用したい患者さんを中心に処方してきましたが、一番のネックは、未認可のレンズなので保険診療内で行えず、診察や検診なども含め...
隆司 小島2019年7月28日2 分国際クロスリンキングエキスパートミーティングに参加してきました先週木曜日から土曜日まで、中国の青島(チンタオ)で行われたInternational Crosslinking Expert Meetingに参加してきました。非常に蒸し暑く、少しホテルを出ると汗が噴き出るほどの暑さでした。もちろん、チンタオビールの工場まで行って、美味しい...
隆司 小島2019年5月6日2 分2019ARVO参加 円錐角膜ラウンドテーブルこのゴールデンウィーク中、日本は10連休と令和が始まり賑やかな状態だったと思いますが、私は例年通りARVOという学会に参加してきました。今回はカナダのバンクーバーで開催されました。気候もとてもよく、シーフードも美味しく学会以外にもいろいろ楽しむことが出来ました!...
隆司 小島2019年4月3日2 分円錐角膜用ソフトコンタクトレンズKerasoft Thin取り扱い開始私の経験上、円錐角膜の患者さんの90%以上はハードコンタクトレンズで過ごすことが可能ですが、職業的な理由や異物感などから、どうしてもハードコンタクトレンズが合わない方がいらっしゃいます。 今回名古屋アイクリニックで取り扱いを開始したのは、円錐角膜用のソフトコンタクトレンズで...
隆司 小島2019年3月15日1 分プチサプライズ2017年にコンタクトレンズ学会でボストンレンズ(今はPROSE:プローズと言います)の円錐角膜に対する処方成績を発表して、学会の中のトピックスとして取り上げられ昨年それを日本コンタクトレンズ学会誌に投稿しました。 しばらく忘れていたのですが先日写真のような楯が届いてプチサ...