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近視進行抑制の最前線。オルソケラトロジーと低濃度アトロピン(リジュセア)、どちらを選ぶ?

  • 執筆者の写真: 隆司 小島
    隆司 小島
  • 7 時間前
  • 読了時間: 2分

先日公開したYouTube動画では、「今できる近視予防治療」をテーマにお話ししました。

動画内では、視力が低下して焦ってコンタクトレンズを検討し始めた「目玉ちゃん」が登場しますが、これは実際の診療現場でもよくある光景です。しかし、近視が進んでから対処するのではなく、「進ませない」ことが現代の眼科医療では可能になりつつあります。

近視の進行には、遺伝や環境だけでなく、「軸外収差」や「副交感神経」といった少し専門的なメカニズムも関わっています。これらに対して、現在医学的に効果が認められている主な治療法が以下の2つです。

  • オルソケラトロジー(寝ている間に装用するコンタクトレンズ)

  • 低濃度アトロピン(点眼薬による治療)


低濃度アトロピンに関しては本年、ようやく日本でも認可された処方薬「リジュセアミニ点眼液0.025%」が発売され、日本でも急速に広まってきています。

今回の動画では、なぜこれらが近視の進行を抑えるのか、その仕組みを分かりやすく解説しました。また、実際に学会でも話題になっている最新の知見や、当院での治療選択の基準についてもお伝えしています。

「近視は病気のリスク因子である」という認識を持ち、適切な時期に適切な介入を行うことが重要です。 お子様の視力低下が気になり始めた方、あるいはご自身が強度近視で悩まれている方にも、ぜひ知っておいていただきたい内容です。

詳しくは動画をご覧ください。



 
 
 

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