円錐角膜など不正乱視に対するピンホールソフトコンタクトレンズ

最終更新: 2020年6月2日


円錐角膜など不正乱視の方に対してピンホールソフトコンタクトレンズの臨床研究を開始しました。

以前に円錐角膜に対する白内障手術でのピンホール眼内レンズの話をしましたが、これはそのコンタクトレンズバージョンです。

このようなアイデアは以前からあったのですが、穴が空いている部分(ピンホールの部分)がちょうど瞳孔の位置に合わないことが多く、逆にみづらくなってしまうということがありました。これを微妙に調節可能な状態にしたのがこのコンタクトレンズの新しい点です。また黒い部分には小さい穴を無数にあけ、光をカットしすぎないようにしています。

円錐角膜で見やすくなる理由は、角膜のゆがんでいる場所から通る光をカットするからです。

このコンタクトレンズのメリットはソフトコンタクトレンズであるため、装用感が普通のソフトコンタクトレンズと変わらないことです。このコンタクトレンズが向くのは軽度から中等度の円錐角膜の患者さんで、重症のタイプにはこのコンタクトレンズでは限界があります。

デメリットは、どうしてもある程度は目に入る光が減るので、夜間など瞳が大きく開くような状況で暗く感じることです。

希望の方は、名古屋アイクリニックまでお問い合わせください。


2020年5月26日現在、ピンホールコンタクトレンズはモデルチェンジによって円錐角膜などの不正乱視に使用しづらい仕様に変更になったため、処方は行っていません。不正乱視に対して大変可能性のあるコンタクトレンズと思っていますので、また再開できるようでしたらアナウンスします。(もともとピンホールコンタクトレンズは老眼矯正目的です。)

ピンホールソフトコンタクトレンズ


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