コンタクトレンズトラブル外来について


コンタクトレンズは適切に使えば非常に有効な近視や遠視、乱視を矯正する手段です。私は自分はレーシックを受けていますが、コンタクトレンズを否定することはなく、快適に使用できるように眼科医としてサポートしていきたいと考えています。さて、今日は名古屋アイクリニックで始まったコンタクトレンズトラブル外来のお話です。

コンタクトレンズがどうしても合わない。今まで使用してきたのに最近長時間使えなくなってきた。コンタクトレンズを装用するとすぐに曇ってしまう。 このように、コンタクトレンズの装用が難しい状況をコンタクトレンズ不耐症と言います。その原因は様々ですが、ドライアイやアレルギー性結膜炎などが背景にあることもありますし、コンタクトレンズそのものが合っていない可能性もあります。以前、コンタクトレンズ装用における国際ワークショップに参加させていただいたことがあり、そのレポートから抜粋したその原因を示した図が下記になります。様々な原因が関係しているのがおわかり頂けると思います。

これまで、このような患者さんが時々自分の角膜外来に来られることがありました。多くの方は現在の問題点を明らかにし、治療やコンタクトレンズの変更でより快適にコンタクトレンズが使えるようになることが多いです。そのような患者さんにはとても感謝されますが、今までどこに受診していいかわからなかった、と言われることが多いことに気づきました。現在各社より快適に装用できるようにと工夫を凝らしたコンタクトレンズが販売されていますが、ドクターの好みや置く場所や効率性を考えると、なかなか患者さんがいろいろなコンタクトレンズを試すことができない現状があるようにも思いました。 このような現状を議論し、これまで準備に半年時間をかけて11月より名古屋アイクリニックでコンタクトレンズトラブル外来を開始しました。担当医師は私と水野泰子先生、それに視能訓練士2名でチームを作りこれから頑張っていきます。このコンタクトレンズ不耐症外来について詳しいことは名古屋アイクリニックHPを参照したいただければと思いますが、特色としては以下です。 1. コンタクトレンズ不耐症の原因を追求する 2. 様々なコンタクトレンズを一度にたくさん試せて、自分に最適なコンタクトレンズ選択ができるようにする。 3. ドライアイやアレルギーがあっても、それとうまくつきあいながらコンタクトレンズ装用ができるようにする。 予約方法などはHPを確認してください。あと最後に、現在使っているコンタクトレンズがまだある程度使用できる場合は、装用して何時間か経過した状態をみせていただきたいので、装用した状態で来院をお願いします。


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