日本製の円錐角膜にも対応可能なソフトコンタクトレンズ「ユーソフト」取り扱い開始について

最終更新: 2020年1月23日

これまで英国製のKerasoft(ケラソフト)を名古屋アイクリニックでは取り扱ってきました。ハードコンタクトレンズが合わない、円錐角膜があっても運動時に装用したい患者さんを中心に処方してきましたが、一番のネックは、未認可のレンズなので保険診療内で行えず、診察や検診なども含めて自費診療となっていたことです。

今回、トーメーコンタクトさんが、認可を取って国内で販売開始となったのは「ユーソフト」というコンタクトレンズです。基本設計はケラソフトに似たデザインで、使い捨てでは無く消毒して何回も使うタイプです。厚生労働省の認可を受けているコンタクトレンズですので、保険診療内で処方が行えます(他のコンタクトレンズと同様にコンタクトレンズ代は保険はききません)。円錐角膜だけで無く、ペルーシド変性や角膜移植後などの角膜不正乱視がある患者さん向けです。矯正効果は、ハードコンタクトレンズには及びませんが、眼鏡矯正よりも少しでも改善したいと考える患者さんには適すると思います。

円錐角膜診療は、角膜クロスリンキングを含め自費診療が多く、なかなか保険診療とならないのが問題と感じています。今回のものは、ニッチを狙ったコンタクトレンズで、なかなか数多く売れるコンタクトレンズでは無いと思いますが、患者さんにとっては朗報ですので、認可を取って販売を決定されたトーメーコンタクトさんは素晴らしいですね。名古屋の会社ということもあり、応援したいと思っています。



2,098回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示