11月10日は「世界円錐角膜の日」でした。この日は、目の病気である「円錐角膜」への理解と認知を広めることを目的としています。円錐角膜とは、角膜が薄くなり、次第に円錐状に変形してしまう疾患です。この変形により視力が低下し、患者さんの生活の質に大きな影響を及ぼすことが多いですが、まだ認知度が低いのが現状です。
円錐角膜の課題とサポートの重要性
円錐角膜は進行性の病気であり、特に若年層での発症が多いことが特徴です。早期発見と治療が症状の進行を抑える鍵となりますが、病気についての知識が不足しているために発見が遅れるケースもあります。患者さんとそのご家族がこの病気に理解と知識を深め、早期の医療サポートが得られるよう、啓発活動がとても重要です。
パープルライトアップで応援のシンボルを
「世界円錐角膜の日」に合わせて、今年も特別なパープルライトアップを全国で行っています。これは、円錐角膜に対する認識を広げ、患者さんへのサポートの輪を広げるためのシンボルです。私が勤める名古屋アイクリニックでも今年はライトアップが1週間にわたって続いており、現在もパープルの光で多くの方々にメッセージを伝えています。
パープルは、円錐角膜に関わる支援と共感の象徴です。この光が多くの方の目に触れ、円錐角膜の患者さんへの理解が少しでも深まることを願っています。
一緒に支援の輪を広げましょう
パープルライトアップをきっかけに、この病気について考え、円錐角膜の患者さんをサポートするためのアクションを起こす人が増えれば幸いです。ブログをご覧の皆様も、ぜひ「世界円錐角膜の日」やパープルライトアップについてご家族やご友人とシェアしていただけると嬉しいです。
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