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August 25, 2019

最近、多焦点眼内レンズに関するアップデートが少しあったので、Hpの内容を変更しました。まず、これまでに3焦点眼内レンズは、未認可で医師が直輸入した眼内レンズしか無く、先進医療対応ではありませんでした。本年6月にアルコン社のパンオプティクス(PanOptix)が認可を受けて、先進医療対応となりました。このレンズは既に欧米で多数使用されている3焦点眼内レンズで、遠方、中間、近方の良好な視力が報告されています。私も複数の施設で使用し始めましたが、レンズも挿入しやすく、患者さんの満足度も高く、また医師として未認可のレンズを使用するよりもメー...

July 28, 2019

先週木曜日から土曜日まで、中国の青島(チンタオ)で行われたInternational Crosslinking Expert Meetingに参加してきました。非常に蒸し暑く、少しホテルを出ると汗が噴き出るほどの暑さでした。もちろん、チンタオビールの工場まで行って、美味しい青島ビールも飲んできました!7名ぐらいで注文したら、生ビールのサーバーのような形で出てきました。

さて、なぜ中国かと言いますと、中国で最近角膜クロスリンキングが始まって、非常に注目が集まっているというのが一つの理由です。ドクターの注目もそうですが、角膜クロスリンキン...

June 12, 2019

先週末は金曜日から中国の大連市に行っていました。金曜日に到着したら、白内障手術を15件ほど手術し、まずは準備運動です。土曜日は大連医科大学付属第3人民病院から招かれ、円錐角膜の講演を1時間ほど行いました。この病院の眼科は大連市の市民病院に相当するのですが、規模はとても大きく、中国の公立病院の中では2番目の規模とのことで、眼科医が50名以上在籍していて、眼科専門の手術室が6つもあり、眼科の年間総手術件数は12000眼以上とのことです。規模だけで無く、設備も新しい器械が導入されており、眼科医療レベルも高いと思われます。

現在、中国ではレー...

May 6, 2019

このゴールデンウィーク中、日本は10連休と令和が始まり賑やかな状態だったと思いますが、私は例年通りARVOという学会に参加してきました。今回はカナダのバンクーバーで開催されました。気候もとてもよく、シーフードも美味しく学会以外にもいろいろ楽しむことが出来ました!

ARVOは主に眼科基礎研究者のための世界最大の学会です。私は大学で行っているドライアイの研究結果を報告しましたが、その他に最新の円錐角膜研究の結果なども調べてきました。

またKeratoconus Round Tableというものに参加し、各国から参加した円錐角膜研究者が最新ト...

April 3, 2019

私の経験上、円錐角膜の患者さんの90%以上はハードコンタクトレンズで過ごすことが可能ですが、職業的な理由や異物感などから、どうしてもハードコンタクトレンズが合わない方がいらっしゃいます。

今回名古屋アイクリニックで取り扱いを開始したのは、円錐角膜用のソフトコンタクトレンズです。英国ULTRAVISION社の円錐角膜、ペルーシド、角膜移植後などの不正乱視に対して適応となるレンズです。以前は酸素透過性が低いという問題がありましたが、レンズデザインが薄くなりそれを改善しています。特徴はソフトコンタクトレンズですので、装用感が優しいことです。

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March 15, 2019

2017年にコンタクトレンズ学会でボストンレンズ(今はPROSE:プローズと言います)の円錐角膜に対する処方成績を発表して、学会の中のトピックスとして取り上げられ昨年それを日本コンタクトレンズ学会誌に投稿しました。

しばらく忘れていたのですが先日写真のような楯が届いてプチサプライズでした。この論文では、通常のハードコンタクトレンズが異物感や痛みで合わなかった患者さんに、ボストンレンズを処方した結果を報告したんですが、ボストンレンズはそのような患者さんであっても問題なく使用可能であって、視力も十分に矯正されたという結論です。円錐角膜は重...

January 17, 2019

1月15日、16日と1泊2日の強行スケジュールで香港に行ってきました。香港の眼科医を集めた白内障関連の講演会で、Innovative Technologies Designed to Improve Outcomes in Cataract & Refractive Surgeryと題したシンポジウムが行われ、香港の眼科ドクターと、ポルトガルからのドクターと私が講演しました。私の講演内容は白内障手術をいかに正確に行うかという側面から講演しました。白内障手術そのものの手技はかなり確立されたものですが、術後の度数をぴったり合わせることや...

December 29, 2018

 本年も残すところ僅かですが、本年は円錐角膜の患者さんでハードコンタクトレンズが合わないと言われて受診される患者さんを診療することが非常に多かった印象があります。

 円錐角膜でハードコンタクトレンズが使えないと日常生活や仕事でも困ることが多いので、自分の中でも早急に対応しないといけない状態と思っています。

 ハードコンタクトレンズが使えないと言われて来られる方の原因は大きく分けて3つあります。まず第一に、ハードコンタクトレンズのカーブなどいわゆるフィッティングが合っていない事です。円錐角膜の場合、ハードコンタクトレンズのカーブの選択は正...

December 29, 2018

 最近、患者さんも大変勉強されていてEDOF(イードフと呼びます)眼内レンズかトリフォーカル眼内レンズか悩まれて受診される方が結構いらっしゃいます。

 歴史的にみると、最初に2重焦点眼内レンズの次にトリフォーカル(3重焦点)眼内レンズがヨーロッパで広く使われるようになりました。この眼内レンズは2重焦点のレンズと違って中間距離(60~70cm程度)での視力の落ち込みが無く、遠方〜中間〜近方までの良好な視力を得ることが出来ます。一時期は欧州の学会に行くとトリフォーカル眼内レンズの講演ばかりが目立つ時期もあり、それが数年前からEDOF眼内レ...

November 1, 2018

円錐角膜がある程度進行した方ですと、どうしても視力矯正にハードコンタクトレンズが必要になってきます。ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズと異なり、レンズが動くことによって涙液交換が行われるため、激しい運動ではどうしてもレンズがずれやすく使いづらいです。さらに円錐角膜になると、角膜が不正形であるために角膜とコンタクトレンズの接触面積が狭くなるので、さらにずれやすい点は否めません。

円錐角膜は10から20歳代の若い方に発症するので、発症時に部活などでスポーツをされている患者さんが多いです。これまでにしていたスポーツをあきらめな...

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